簡単DJアドバイス

Q:初めてDJ機材を購入する際、注意するべきポイントを優先順位順に教えてください。
A:①やりたい音楽ジャンル
②クラブなどの現場デビューを考えているか、自宅だけなのか?

これは、①②によって私用する機材の主流が変わっているからです。例えばHIPHOPの場合はターンテーブルとDJミキサーを使用して、レインSerato Scratch Liveなどを使うのが主流です。また、基本的に自分一人だけDJプレイする場合は、家/現場問わず、どんな機材でも何を音源としても問題ありません。一方、複数のDJで参加するイベント等では、会場により難しい問題が発生する場合があります。

③初心者の人ほど”しっかりとした機材を選ぶべき”

例えば、自転車の運転を覚える際にブレーキの効きが悪かったり、ギアチェンジがスムースでない場合、技能を身につける事が大変になります。DJプレイでも同様で、初心者こそ、しっかりした道具を使った方が早く上達するわけです。

Q:DJ機器から音が出ない、そんなときに再度、確認すべきことの順番は?
A:ケーブル類を含めて中古ではなく新品を購入したばかりの機材が”不良/断線”といったケースは本当にまれにしかありませんので、そこは後回しに考えた方が解決が早いです。新品の場合は以下の流れでチェックしてみてください。

●アナログの場合:①アームとカートリッジの接続部分→②検圧調整→③機材全てIN/OUT部分の配線接続→④DJミキサーの操作パネル部分にあるすべての操作方法→⑤アンプやスピーカー、オーディオ等の操作方法
●CDターンテーブルの場合:①CDターンテーブルが対応するCDまたはUSBデバイスのフォーマットを確認→②アナログの場合の③④⑤と同じ
●Serato Scratch Liveなどのインターフェースを使用するPC/DJソフトの場合:①使用するソフトウェアのインストールが問題なくできているか→②インターフェイスのほんたいにある入力切り替えスイッチの設定→③USBケーブルの接続とPCの操作方法→④アナログターンテーブルを使用する際はCDターンテーブルの場合①②と同じ
●一体型PC/DJコントローラーの場合:①使用するDJソフトのインストールが問題なくできているか→②機材全てのIN/OUT部分の配線接続→③USBケーブルの接続とPCの操作方法→④アンプやスピーカー、オーディオ等の操作方法。

Q:初心者の人にDJを始めるにあたって、心構えとして伝えたい事は?
A:通常のDJ機材は楽器と違い、音楽を再生するための”オーディオ”です。だから誰でも必ずできます。

ただミックスしたり、こする事は簡単ですが、”ビートを合わせる””ビートに合わせる”ことは難しい場合があります。そこは鍛えるポイントは”4分音符””4泊”です。簡単に言えばビートに合わせて歩くマーチなど”ワン・ツー・スリー・フォー”の繰り返しを体のどこかで感じていれば良いのです。そして”1-2-3-4”とは”1小節”のことです。この1小節の繰り返しをベースドラム(kick)で”ドン・ドン・ドン・ドン”と鳴らしマーチと全く同じ単純なビートになります。これを業界用語で”4つ打ち”と言っています。ジャンルで言うとハウスやテクノなどが、まさに4つ打ちです。僕が伝えたい事は”ヒップホップ””エレクトロ”などでプレイしたい人も最初は4つ打ちのビート曲で簡単なアフロビート(頭のkick音で数え、感じられる)の曲で練習した方が上達が早く、うまくなるとゆうことです。歩くときにマーチを思い出して4つ打ちを頭で描きながら歩いていれば良いのです。それが身につけば電車に乗っている時の”ガタン・ゴトン”という音は最高のメトロノームに聴こえてくるでしょう。そう言った自然な生活音の中にビートやノイズ、そして今までに聞いた事のない音楽が耳に入ってくるので、外出時のイヤフォンの使用はほどほどに!

Q:海外のトップDJたちとも親交が深いようですが、どういったきっかけがあったのでしょう?
A:1番には僕がプロデュースしたレコード針”樽屋”を敬愛して来店してくれることです。

僕が40年近くプロ仕事の現場で、楽器/音響/録音/ミュージシャン/DJ/イベンターとして覚えてきた”技術とノウハウ”体に染み込んだ黒いビート感とブルース感覚”その辺りをちょっとしたプレイでにおわせると感じ取ってもらえるので、スグ仲良しになれるわけです。

Q:針飛びしないセッティングってあるんですか?
A:あります!当店で針などを購入されたお客様には実演で丁寧に教えています。

遠方にお住まいで来店が難しいお客様には、機材を電話にて通販&ご購入後に電話で針を含めた機材セッティングを分かりやすくガイド致します。針、カートリッジをご購入の際にはDJプレイ向きの【検圧調整ガイド】を配布しています(インターネット/動画などでは、ガイドしておりません)。

Q:阿部さんから見たトップDJの方々の共通点とは?
A:●スタートした時代も関係しますが、皆さんアナログレコードからスタートしています。

●外を歩く際、買い物の際、”イヤフォン””ヘッドフォン”を身に着けていません。●”こだわり”をもち、ほかのプレイヤーと同形態にならないように“個性的なプレイ”を常に考えている ●自身が“PC””デジタル音源”でプレイしていても”アナログレコードを常に掘っている”●ミュージシャンと交流があり、ドラム好きなどの楽器が好きで、生音のライブ演奏に興味がある。●腰が低く、敬語で丁寧な話し方の中で、本物を見抜く眼力がある。●男性DJの場合、焼肉が好きで、奇麗な彼女とつき合っている(笑)。※ここで紹介したコメントのほとんどは僕も同じで、お互いを匂いで感じます。

Q:お店の看板にも書かれた”FUCK PC REAL DJ’sPLAY VINYL”という標語の真意を教えてください。
A:CISCOなどのレコ屋が無くなってしまったころは”PCの音とオートメーションはクソ!本物のDJはアナログレコードで聴かせ、技を見せます”という真意でした。

しかし現在は、こういうことです。世に出ているほとんどの音楽を考えているのは機械ではなく人間の音楽家達だ”そこで生まれた音楽を再生/使用させていただくのがDJの大半。だから、使わせていただく以上、“コピーで複製しないで、お金をだして音楽を買う事”。そのためには、見えないものより、形あるレコードやCDを買い、使う事で制作者に対して確実にお礼ができる。また”ジャケット”にデザインがあるものは、アートとしても楽しみを感じる事ができる。このように真意が変化しました。”PC=COPY”だからです。

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